乳がんについて
乳がんは、乳房の中の母乳が作られる乳腺や、乳管組織に生じる腫瘍のうち、悪性と言われるものを乳がんと言います。
初期段階では自覚症状が現われないため、気が付かずにそのままでいる場合も多いと言われています。
その後、がん細胞が増殖を続けると、乳房の中にしこりが確認できるようになります。
また、乳房の皮膚にくぼみができたり、皮膚が赤く腫れたり、ただれが生じる場合もあります。
がん細胞が増殖したまま放置していると、血液やリンパを通じて全身へと広がってしまいます。
遠隔転移しやすい臓器は、骨、肺、肝臓、脳などが挙げられます。
治療には、手術によって乳房のしこりを切除する外科療法、がん細胞を死滅させる放射線照射をおこなう放射線療法、抗がん剤やホルモン剤の投与による薬物療法などがあります。
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