乳がんは、乳房の母乳を作る組織や、乳首まで母乳を運ぶ乳管組織にできる悪性腫瘍です。

乳がんは、20歳を過ぎる頃から発症が確認されており、30歳を超えるとさらに患者数は多くなります。
40~50歳の発症が最も多く、女性が発症するがんの中では最も多いがんだと言われています。
決して女性だけに限らず、男性も割合は少ないものの、発症する場合があります。



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乳がんの症状

 

乳がんの症状は、最初のうちはしこりなどの自覚症状が現われる事はありません。

 

また、ほとんどの場合が痛みを伴わないため、検診を受けないと、なかなか乳がんを発見する事は難しいと言われています。

 

その後、がん細胞が増殖して大きくなると、乳腺の周囲の組織が腫れるため、しこりが確認できるようになります。

 

他の症状としては、乳頭からの分泌物や、乳首周辺のただれや腫れが見られる場合もあります。

 

皮膚が赤く腫れ、痛みや熱を伴うものを炎症性乳がんと言います。

 

周辺のリンパ節に転移が起こると、リンパ節の腫れが生じ、リンパ液がせき止められる事で、腕のむくみやしびれが生じる場合もあります。

 

遠隔転移の症状は、転移した臓器によっても異なりますが、同じ箇所に痛みが持続している場合には、転移した可能性が高い事が考えられます。


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乳がんは、近年の食生活の欧米化やホルモンバランスの変化などから、発症率が急激に増えていると言われています。
しかし、早期の検査で早期発見する事ができれば、助かる可能性は非常に高いと言われています。